米国歯周病学会(AAP)では「インプラント治療は歯周病専門医が行うべきである」との報告があります。歯周病専門医は歯の健康を守る専門医でもあるからです。
井上院長は日本歯周病学会の歯周病専門医の資格を有しており、日本臨床歯周病学会の指導医、歯周インプラント指導医でもあります。歯周病治療に精通し確かな経験・技術・知識を保持した専門医の処置の精密さは、よりよい治療結果につながり、患者様には安心して治療を受けて頂けます。
米国歯周病学会(AAP)では「インプラント治療は歯周病専門医が行うべきである」との報告があります。歯周病専門医は歯の健康を守る専門医でもあるからです。
井上院長は日本歯周病学会の歯周病専門医の資格を有しており、日本臨床歯周病学会の指導医、歯周インプラント指導医でもあります。歯周病治療に精通し確かな経験・技術・知識を保持した専門医の処置の精密さは、よりよい治療結果につながり、患者様には安心して治療を受けて頂けます。
日本臨床歯周病学会では歯周治療の専門的な知識、技術を持って日々研鑽を積む歯科医師を育成するために、歯周病認定医、歯周病指導医、歯周インプラント認定医、歯周インプラント指導医の資格を設けています。歯周病認定医でその技術をインプラント治療にも応用できる歯科医師を、歯周インプラント認定医としています。当院の院長井上は歯周インプラント認定医の資格を持ち、さらに歯周インプラント認定医志望者に指導を行う「歯周インプラント指導医」という資格を有しています。
日本における歯の喪失原因の第一位は歯周病(右図参照)で、歯周病で歯を失ったところにこそインプラントを入れたいものです。 しかし、歯周病になりやすい状況や環境は歯を失ったあとも同じです。単純に歯を失った部分に入れ歯やインプラント、ブリッジをしても、お口の中にある根本的な原因は解決されていません。歯周病が治っていない状態でインプラントを入れるのは、非常に大きなリスクを伴うという事実を知ってください。
インプラントは人工の歯ですからむし歯にはなりませんが、ケアを怠るとプラークが堆積し「インプラント歯周炎」が起こります。これは天然歯に起こる歯周病と似ていて、インプラントの周りで炎症が起き、骨が痩せてゆく病気です。
このように、お口の中に「歯を抜くことになった原因」を残したまま、歯がなくなったところにインプラント体を埋め込むのは大変危険で、近い将来必ず同じ運命を辿ることになります。トラブルなくインプラントをお使い頂くためには、徹底した歯周病治療が必要です。
これが最初に述べたAAPの「インプラント治療は歯周病専門医が行なうべきである」という理由でもあります。
当院では、眠っているのとほぼ同じ状態で手術が受けられる、静脈内鎮静法という麻酔方法を行っております。インプラント治療を受けられる患者様で、ご要望がある場合にこの処置を行っています。この処置は大学の麻酔科より専門医にお越しいただき対応しております。
静脈内鎮静法は麻酔薬を静脈に点滴し、治療中の不安や恐怖心を和らげて治療を行う方法です。全身麻酔とは異なり、完全に眠ってしまうことはなく、医師の問いかけには答えることができます。「いつの間にか手術が終わっていた」とおっしゃる患者様がほとんどです。
これが最初に述べたAAPの「インプラント治療は歯周病専門医が行なうべきである」という理由でもあります。
インプラント歯科の治療では、歯茎を切ったり、顎の骨を削ったりしますので、それ相応の緊張や不安を伴うこととなります。静脈内鎮静法はその緊張を緩和して、万全の態勢でインプラント治療を受けて頂くことができます。高血圧、心疾患、甲状腺機能亢進症などの全身疾患がある方や高齢者は、歯科治療や手術で生じる不安や恐怖などのストレス除去し、リラックスした状態を保つことで、血圧が急上昇する・脈が乱れるといったトラブルを起こしづらくします。
これが最初に述べたAAPの「インプラント治療は歯周病専門医が行なうべきである」という理由でもあります。
歯科恐怖症で、理由はわからないが歯医者が怖い
歯科治療や局所麻酔注射が怖い・不安だ
治療を受けようとすると緊張で脂汗が出てくる
過去に治療中の痛みや恐怖を我慢し、具合が悪くなったことがある
過去にパニック障害の症状を起こしたため歯医者に行くのが怖い
不安や恐怖で吐き気がする、汗が出初めて手足が震える
診療室のように閉鎖的な空間が耐えられない
高血圧、心疾患、甲状腺機能亢進症などの全身心疾患がある
体調を確認し、心電図、血圧計などの機器を装着します。
腕の血管(静脈)に点滴で鎮静剤を注入します。
5~10分程度で麻酔が効き始め、うとうとした状態になります。
鎮静効果が現れてから、口の中に局所麻酔をし、治療をはじめます。
治療中は生体情報モニターで血圧や脈拍、心電図等を麻酔医が常に監視します。
状態を見て薬の量を調整します。
手術終了に合わせて点滴も終了します。手術終了後は、しばらくお休いただきます。来院された時と同じように、ふらつくことなく歩ける状態になるまで待ってからの帰宅になります。
当院では 1994年よりStraumann (ストローマン=ITI,スイス製)のインプラントを使用しています。
精密部品を50年以上に渡り、数千分の一ミリ単位で許容誤差を管理し、開発・製造工程の改善を繰り返した“スイス ストローマン社”が誇る品質は、長期に渡る治療の成功をもたらし、患者さんのための確固たる礎となります。
インプラントシステムの臨床経験と信頼性が治療の成功の鍵を握る主な要因です。ストローマンインプラントは、約30年に渡り、数多くの歯科大学と協力し、世界中で3000以上の科学文献が発表されています。
約10年間で、300万本以上のストローマンインプラントが埋入され、95%以上の長期成功率を誇っています。
ストローマンデンタルインプラントシステムを利用している歯科医は7万人以上にのぼり、世界中で成功を収めているインプラントシステムの一つです。
インプラントは骨と接する部分が非常に重要で、ストローマンはこの点がよく研究されています。表面の目を粗くし酸処理をし、骨芽細胞がインプラント表面に落ち着きやすくなっています。この最先端技術の特殊な表面構造により約6週間~12週間で骨がインプラントに結合します。
ストローマンインプラントは1回法が基本で、手術した直後からインプラントが歯肉から突き出ている状態で治癒させることができます。これにより手術の回数が少なく済むため、患者様の負担が少なく済みます。なお、前歯部などの審美部では2回法を用いることがあります。
当院が埋入したインプラント本体(あごの骨の中にある部分)については手術日より10年間保証いたします。
当院で制作し装着した上部構造(歯ぐきの上に出ている冠の部分)は装着日より通常の日常生活の中で破損した場合、5年間(期間内に1装置、1回限り)保証いたします。
下記の場合は保証期間内であっても有償となります
定期健診に6ヶ月を超える期間お見えにならなかった場合。
歯科医師が指示した禁煙などを守っていただけなかったことによるもの、
打撲や事故によるもの。
当院以外での追加治療や改造、修理など。
機能上において影響のない感覚的な事。例えば、歯ぐきがが下がって、冠とインプラントの境目が出た場合やとなりの歯との色調の変化。
製品の構造上、必然的に発生する事柄。
当院では、インプラントのトラブルでお困りの方や、他院で治療されたインプラントの再治療も行っています。
下記のような症状が見られる方は当院までご相談ください。
歯茎に痛みがある
人工歯が割れてしまった
歯茎が腫れている
ぐらぐらする
歯茎から血が出た
他院で埋入したインプラントは、治療された医院と連携して、メーカーをお調べすることもございます。正しく口の中で機能しているならば活かし、どうしても必要な場合は抜本的なやり直しを行います。患者様の転居や医院の転移・閉院によって定期メインテナンスに通えなくなった方にも対応可能です。現在のお口の状態から最も安全と思われる方法で、可能な限りの治療を行っていく考えです。